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KAZZの徒然なるままに
身近なプチ文化を写真で綴る
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欄間と書院障子
 母が住んでいる実家は、昭和四年に建てられたと聞いている。
以前は、土間にかまどがあり、便所や洗面所は一旦外に出る必要があった。
現在はリフォームされてキッチンもトイレも近代的なものになっている。

2011年9月21日の台風15号の猛威をモロに受け、屋根が吹き飛ばされたため、二階が雨で浸水してしまった。
そのため、1年経ったけど二階もリフォームを行ったのだ。
母が一人で住んでいるため、二階は誰も使っていない。
しかし、俺が以前、自分の部屋として使っていたため、置き去りになっていたカセットやレコード、かばん類や懐かしい音楽雑誌やエロ写真集も殆ど廃棄する嵌めになった。
ちょっとイタい(笑)。

工事業者は近代的な佇まいにリフォームすることを薦めたが、母と俺はなるべく当時の面影を残したかった。
しかし、床と壁は痛みが酷く張り替えざるを得ないし、よく考えれば誰かがこの部屋を使うわけではないということを考えれば、コストを抑えることも必要だった。

そこで、残したものはこの欄間。
欄間と書院障子
Nikon ED 18-200mm F3.5-5.6
大したものではないだろうけど、十数年間見て来たものなので、これがあると落ち着く。

それと、床の間も残した。写真は書院障子と書院欄間。
欄間と書院障子2
これも大したものではないと思うが、こうして改めてみると当時の職人技が見て取れるなあ。
欄間と書院障子3
部屋は八畳二間と回廊があるからそこそこ広いので、客寄せにはいいかも。
しかし、エアコンもないし、窓の立て付けが歪んできていて隙間風が入るから、真夏や真冬はちと厳しいか。
当時はここに寝泊りしていたんだよな。むむむ・・・。





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